黒と白やの心意気

長年、卸専門で続けてきた私たちが、お客様に直接商品をお届けする理由。 それはひとえに安全でおいしい肉を召し上がっていただきたいから。 お客様の口に運ばれるまでの一つ一つの動作に、誰に言われることなく自らの判断で、黒白はっきりつけるのが私たちの仕事。 自信を持って商品を提供するには、正しい判断と動作を積み重ねるしかないと考えるからです。

大切なのは“中身の価値”

安定した品質の良いお肉が手に入れられるのは、卸ならではのこと。 ただ、卸だからといって、驚くほど安いわけではありません。 生産から加工まで、全てに信念を持っているからこそ、私たちがもとめるのは商品の“中身の価値”を高めることです。 自信を持っておすすめできる安全・安心なお肉は、きっとお客様に満足していただけると信じています。

 何よりもまず、安全であること

私たちが信頼を寄せる中西牧場では、20年以上前から、自分の目で確かめた無農薬の干し草を仕入れています。 当たり前のようですが、誰もができることではありません。おいしい肉は健康な牛から。 昔から農家の方がしていたように、牛舎は常に清潔に保ち、家族で毎日、愛情を注いで育てられます。 その健やかな美しさが、自然体で心地よく育てられた牛の証です。

いつでも同じおいしさを

最高の味だけを目指すのではなく、いつも高いレベルで、どれだけ近づいていくか。中西さんが育てた肉はどれを食べても“この味や”と納得いただけるのは、どの牛も育てる基本が変わらないから。 「いつもの味」を保つため、自ら育てた牛肉を食べて質を確かめ、飼育に生かす努力を怠りません。この信念が、私たちの肉の品質に込められています。

決め手は丁寧な加工にあり

例えば、一口にモモといってもいくつかの部位があり、硬さも味も違います。 赤身のいいところはステーキに、端は焼肉に。部位ごとの特長を生かした丁寧なカットが肉の味わいを引き立てます。 冷凍する前に、しばらく冷蔵庫へ。この一手間で本来の鮮やかな肉色が出てきます。冷凍でも生と変わらない味と鮮度は、熟練した職人のきめ細かい仕事があってこそです。

時間はかかっても、1頭ずつ丁寧に

全ての商品に付けられる個体識別番号は、切り落とし肉に至るまで必ず明記します。 加工の際には、1頭の牛の作業が終わるまでは他の牛はさばきません。効率は二の次。この過程を常に徹底しています。 ほかの牛の部位を混ぜなければ、より確実に製造過程を遡ることができます。お客様に安全な肉をお届けするために、この手間を惜しむことはありません。

美味ここに極まる、神戸ビーフ

美味しさ、風味、霜降りの細やかさ、噛めば口の中に広がる豪奢な味わい、味を極めた神戸肉ならではの味覚です。1200年の歴史をもつ美味な但馬牛その優れた血統を受け継いだ牛肉が本当の神戸ビーフです。当店ではこの神戸ビーフ(神戸牛・神戸肉)をフレッシュ直送便で全国にお届けいたします。当社(帝神畜産)は、サカエ屋精肉店として昭和15年神戸市にて創業。以来、多年にわたり食肉専門の卸売業として活動してまいりました。その中で「真の神戸肉」は、まさに価値ある商品として確信を持ち、より多くの皆様にその本物の味わいをご賞味いただけますように、産地での肥育農家から販売までの自社一貫流通をどこよりも先駆けて築きあげました。当社のフレッシュ直送便は、本物の神戸ビーフの美味を直接ご家庭にお届けする、こだわりの一品です。 新鮮な神戸ビーフ(神戸牛・神戸肉)の味わいをお楽しみ下さい。

おいしく、安全な神戸ビーフをご家庭の食卓に安価にお届けする

「神戸ビーフ」の流通状況

平成18年度現在、神戸市場における兵庫県産但馬牛の年間出荷頭数は3649頭、その中で「神戸ビーフ」(神戸牛・神戸肉)に認定されるのはわずか半数の1964頭です。ヘレを例にステーキの枚数に換算すると、1頭から約3,8kgのヘレが2本取れますが、そのうちステーキ用に使用できる部分は160gのステーキにして約30枚しかありません。当社ではこの希少な「神戸ビーフ」(神戸牛・神戸肉)のなかでも本当のおいしさを追求する「こだわり」のため、子牛の仕入れから肥育方法まで一貫管理できる農家グループを主に市場からの枝肉を仕入れています。肉質と味を安定させるため農家グループを限定しているのです。仕入れを限定されるために、必要数量の確保が難しくなりますが、お客様に常に満足していただくためには多少の犠牲と努力は怠りません。当社(帝神畜産)は、神戸ビーフ(神戸牛・神戸肉)年間購入頭数世界一を維持し続け、皆様方が日ごろご利用される有名ホテル、レストランなどに神戸ビーフを提供し続けてまいりましたが、この神戸ビーフを皆様の食卓にお届けできないだろうかと永年思案しつづけて参りました。毎日の食卓ですから、価格が高くては意味がありません、いかにしてリーズナブルなお値段で新鮮さを維持し、提供するかを日夜研究、検討した結果、当社だからできるあることに気づきました。特選ロース、ヘレなどを安く毎日食卓にお届けするのは、やはり無理があります。しかし、神戸ビーフ(神戸牛・神戸肉)を加工する工程で発生する、切り落とし肉、赤身、ヒキスジ肉ならば、町のスーパー並みのお値段で提供できるのではと思い、この部位を家計応援新鮮品として、販売する為に加工工程に新たな作業工程を構築しました。神戸ビーフ(神戸牛・神戸肉)年間購入数世界一の当社だからこそ、安定的に食卓にこの商品の提供ができるのです、お客様にはウソをつかない、本当の神戸ビーフ(神戸牛・神戸肉)の美味しさを家計応援価格で、そして、健康なカラダを作るために、安全安心新鮮をお届け致します。

信頼できる契約農家

「神戸ビーフ」(神戸牛・神戸肉)の質は、牛の資質や血統、気候や水、飼育環境によって決まります。そこで当社は、そのすべてを満足いくものにするために、信頼できる契約農家と緊密な連携をとりながら生産を行っています。現在、当社の神戸牛肥育農家グループは 10 牧場。肥育頭数は 1000 頭を超え、年間 600 頭を出荷しています。しかも、携わるのは経験と実績のある牛飼い 2 代目、 3 代目が中心。彼らの確かな技術が当社の信頼につながっています。

帝神畜産では、工場において積極的に最新設備を導入し、スーパー(量販店)から高級レストランをはじめとする外食産業まで、あらゆる食肉へのご要望に的確にお応えする体制を整えています。帝神畜産が子牛の導入から肥育方法まで把握できる帝神畜産農家グループより仕入れ、工場には国内最新鋭の各種設備を整え、大量の加工ニーズに対応しております。さらに取扱量から肉質、コストまで様々な得意先のご要望にお応えしております。もちろん衛生設備も完備し、最善の注意を払い、「安全」で「安心」な食肉をお届けしています。

肉の厚みはカットの時に決まりますが、当店のすき焼き、しゃぶしゃぶ肉の肉の厚みは他店と比べてやや厚めにスライスして、ご提供しております。普段、スーパーなどで売られているスライス肉は約2mmにスライスされていることが一般的ですが、当店は肉の厚みを2.3mmに一般的な厚みと比べて、ほんの少し厚めにスライスしております。また、お客様が普段口にされているしゃぶしゃぶ肉は、すき焼き肉より薄めにスライスされていると思われますが、薄すぎる肉は肉の味が分かりにくくなります。当店のしゃぶしゃぶ肉はすき焼き肉と同じ厚みでご提供しております。噛むほどに旨みが染みでる歯ごたえのある厚みだからこそ、肉本来のおいしさを存分に堪能いただけます。「やわらかい肉」が「おいしい肉」ということではありません。お客様にいつも最高の状態で味わっていただきたいから、私たちは牛肉のプロフェッショナルとして、ほんのわずかな差にこだわります。